数字の不思議〜数秘術 

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ピタゴラス(紀元前582年〜紀元前496年)は、日本が縄文時代に三平方の定理を発見しました。また、自身が書き記したもの(記録)はなく、弟子達が彼の思想を言い伝えて神格化していったとも言われています。

数字・・・ピタコラス・・・数秘術。


数秘術とは、数字から神秘的な法則を読み解こうとする学問であり占い。
世界中にはたくさんの占術方法がありますが、「当たる当たらぬも八卦」と様々に試される方も多いのでは?

たまたま私のところに廻ってきた「数秘術の世界」という本は、たいへん面白く、占い本というより数字の不思議や数秘術(ヌメロロジー)の意味について歴史を通して解説しています。
数秘術はピタゴラスが起源いわれていますが、この本の解釈では近年のものとは違っていました。ピタゴラスの場合はアリスモロジー(数論)とも呼ばれ1〜10までの数字を使用しますが、近年の数秘術(ヌメロロジー)は1〜9とマスターナンバーと呼ばれる11・22・33を加えて計算する方法が多いようです。
ピタゴラスの思想の中に「調和の原理」というものがあります。これは様々な現象に当てはめることができ、中でも音楽における調和と法則を想像するとわかりやすいのですが、「音は数を有し、数もまた波動(バイブレーション)を有している」という考え方です。

神秘主義カバラとも深い関係があるといわれていますが、これは聖書の中の深い意味(暗号)を読み解くためにアルファベットを数字化して研究された「ゲマトリア」に端を発していると解説されていました。

ただの数字の足し算で運命がわかるわけがない!などと考えていましたが、こうやって歴史をなぞるととても興味深く、RPGものやSFファンタジーの用語はこんな意味があるのかぁ・・・など、違う観点からも楽しめる一冊となりました。

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[ 2007/09/21 11:12 ] | トラックバック(-) | CM(10)

深紅〜野沢尚 

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脚本家・小説家 野沢尚氏(1960年5月7日 - 2004年6月28日)の吉川英治文学新人賞を受賞の作品小説「深紅」は、重い鈍痛が心に残る複雑な心理描写のサスペンスです。
(2005年に映画化され、主演の内山理名がさすがの名演技!登場人物が少し違う部分もありますが、比較的原作に忠実に作られています)

[あらすじ]
秋葉奏子は修学旅行中のある夜、家族が事故に遭ったことを知らされ、担任の先生とともにタクシーで東京へ向かう。両親と弟二人が惨殺されたことをこの時すでに悟っていた。奏子はその日以来、宿泊先から家族の亡骸に会うまでの「四時間」にフラッシュバックする心的外傷をもつことになる。8年後、殺した動機を考慮しても情状の酌量無しと審判され犯人都築の死刑が確定。奏子は都築の娘に素性を隠して近づき、彼女の暮らしや心情を知り、憎しみと同情の狭間で物語が展開していく・・・。

野沢作品には、世の無情さ、善悪の彼岸、どん底から高みへ浄化されていくような憐れみ感があります。この本を読んだのは去年ですが、とても分厚く、サスペンス小説を読みつけない私は、読み切るのにひと苦労したのを思い出しました。
(読んでる間は気分は暗雲・・・テーマが重いというのもあります。)

私が野沢氏の存在を知ったのは「雀色時」(1992年)というTV単発ドラマで、(主演の役所広司と浅丘ルリ子がこれまた素晴らしい!)これも深い恨みをもった被害者が、相手とその子供の世代まで巻き込んで復讐を果たすという重いストーリーでした。野沢尚氏は若くしてその生涯を閉じましたが、娯楽サスペンスに終わらない哲学的作品を多く残してくれています。

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今月は更新がかなり少なくなるかもしれませんが、やめるわけではありませんのでまたお暇な時覗いて下さいませ!



[ 2007/02/08 11:42 ] | トラックバック(-) | CM(4)

筒井康隆の美学SF〜パプリカ 

生まれた町には、才能豊かな有名人が住んでおられます。(現在は東京とこちらを行ったり来たりとか)

作家で俳優の 筒井康隆 先生。
初めて読んだ日本のSF小説が「時をかける少女」だったこともあり、中学生の頃近所にこの方がおられるのを知ると、学校の帰り道に友達とご自宅の前まで行き、表札を確認しては嬉しがったものです!

嘘か誠か・・・地元での筒井先生の出現伝説をいたるところで聞きます。
文進堂という本屋さんの自身のコーナーで、ニヤリとされていたとか、知り合いのBARに飲みに来たとか、駅前ですれ違ったとか・・・。
私は一度もお見かけしたことはありませんが、今でもTVで筒井先生が出ていると「あっ」と声を上げてしまいます(^^;)

久しぶりに読んだ作品は「パプリカ」(1993年初版発行)は、心理学的要素を基盤としためくるめく幻想的かつ覚醒した展開、今さらながら先生のフレッシュな才能に感動いたしました!
また、この作品はアニメーションとして映画化されています(2006年公開:今敏監督)。

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[あらすじ]
精神医学研究所に勤めるサイコセラピスト千葉敦子には、他人の夢に侵入する夢探偵パプリカというもうひとつの秘密の顔があった。
恐ろしい力を持つ最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」をめぐる争奪戦で徐々に盛り上がるストーリー展開、現実と夢が交錯し・・・驚愕のスケール、筒井ワールドへ!

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[ 2007/01/11 12:22 ] | トラックバック(-) | CM(6)

かばん語〜大人の造語 

ケロンパのコジサンにパーされてさ、ちょーいーざーう、マッハゴーって感じ!

うぅん? わからん、若いおなごさんたちぃ。

金髪で長髪の若いのにオヤジがかった男にナンパされて、わずらわしかったよ〜、どっか行ってって感じ!
となるらしい。
年々進化(?)するギャル語に感心するつもりはないですが、親や周囲の大人からギャルコミュニティを守りたかったのか、スゴイですね。かつて機密防衛の暗号言葉として発達した鹿児島弁みたいなモンかな・・・。

まあ言葉は生きた文化なので、2ちゃんねる用語、ノリピー語などなど、過去の若者たちも大人に変わった言葉を使い翻弄してきました。

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ルイス・キャロルの「鏡の中のアリス」で使われている、かばん語(portmanteau)も、ある意味ギャル語に近いんです。
彼は、二つの単語をひとつに縮めて混成語をつくり、オリジナルの世界観を出したました。
言語学的に面白がられたこのかばん語、ジョンレノンもいたく気に入っていて「 I am the Walrus」等の曲で使っています。
日本でも、素敵な大人の造語運動があってもいいのではないかしらん?などと空想。

新しく美しい言葉をつくってそれが広まれば、すごい文化貢献ですよね。
注:もちろん基本は正しい日本語でしゃべれないとね!



[ 2006/12/21 18:15 ] | トラックバック(-) | CM(4)
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